ABCクライマックス景色編
アジア > ネパール > アンナプルナ > ブログ > 旅のテーマ > トレッキング | 2011年08月16日投稿
2011年8月8日、ABCトレッキングこと、アンナプルナトレッキングのいよいよクライマックスです。
早朝の5時半頃、まだ日も昇っていない頃に目を覚まし、外に出ていきました。視界は霧に覆われており、辺りは暗く、この調子だと景色は望めないだろうなと重いながら部屋に戻っていきました。
それから15分も経たない頃、部屋の扉が開かれてガイドのアソクが飛び込んできました。それを合図にみんなが一斉に飛び起き、防寒着を着てカメラを持って部屋を出て行きました。
昨日登っている途中からついてきていた犬、撫でたら噛まれそうになった
登山道を歩いていると大勢のポーターとすれ違います。今まで死ぬ気で登ってきた道を巨大な荷物や資材や材木を抱えて歩くポーターを見ると、世界の違いを感じます。
昨日止まっていたヒマラヤゲストハウスまではあっという間でした。
標高差2000Mを下った直後に1時間以上の登り、ポケットに入れていたブドウ糖を一粒食べるたびに100M登り、なるべく足を止めないよう歩きながらペットボトルに手を伸ばして水を飲み、修行のごとくいつまでも続く階段を登り続ける。
いつまでも終わりはなく、登り切った先に木の陰に隠れて見えなかった長い階段を見るたび、ブドウ糖を一粒口に含んで血糖値を上げて、絶望を紛らわせる。やがて最後の一粒を食べつくし、飲み水が切れた頃ぼやく。
水源の豊かな緩やかな川沿いに道を作ればいいもの、なぜ重力に逆らうようにして斜面に向かって村を作ったのか理解しがたい。
ようやく一昨日泊まったチョムロンまで到着、一応全グループ振り切ったけどUSKとは20分遅れで到着こいつ速すぎ。
雨と汗でふやけて痛んだ足を少し乾かし、糖分を補充して出発です。
ChhomrongからJhinudanda、高低差400Mの石段の下り
なぜSinuwaから沢まで下り切って400M上がってまた400M下るのかと疑問に思う。最初から沢沿いに道を作れば緩やかに行けるじゃないかとアソクに聞いたところ、天辺に登山客のためのゲストハウスがたくさんあるからだと言われて一言で納得した。今後ここの道がなくなることはないだろう。
この景色が見える頃には、連れのUSKは村に入っていくのが見えた
この日の水平歩行距離は20km、下りは3000M、登りは700Mほど。今まで行った登山で最も過酷なものとなりましたが、景色も今までのもので最高でした。
写真が多すぎたので、続きは高山植物のみをピックアップした写真を掲載します。
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