旅は人生のスパイス

ヨーロッパブルガリアソフィア  | 2015年10月05日投稿

2015年9月29日~30日

出発から一ヶ月も経ち、色んな場所を見て回りたいという好奇心より、帰るのが楽しみという気持ちの方が強いこの頃です。
一方で、また退屈で刺激のない日々に戻るのかという寂寥感もある複雑な感情です。

今回は自炊せずそこそこのレストランで食事を済ませていたこともあり、前回1年かけて世界を回った時ほど、日本食を恋しいという気持ちはありません。

さすがに1年という期間になると、旅行にも飽きてしまい、予算も限られているため食事も節約し、ダラダラと宿で過ごしたり無駄に時間を過ごしてしまうものです。
そういった意味では、1ヶ月という期間は予算的にもモチベーション的にも適度な期間だったかもしれません。

それでは一ヶ月ぶりのソフィアへ出発です。

10時半、小雨の中へバス停へ

ソフィアへ戻ります

着いた、移動は5時間

中心部のやかましいホステルにはうんざりしていたので、町外れにあるコインズホステルへ。

扉の文字はコインを貼り付けてある

オーナー

夫婦そろって海外旅行が趣味らしく、奥さんはこれまで96カ国を旅しているとか。一度しゃべりだすと5分ぐらい口が止まらない面白い人。

夕飯食いに行くか

やはり寒い

ルーマニアより南だというのに、なんでやねん。

ホステルのオーナーがオススメしたレストラン「IZBI」

ワインと肉料理で有名な店らしい。
なぜか地球の歩き方等のガイドブックには載っていない。

ビーフ中心のカヴァルマ

そしてこれ、特濃ヨーグルト

メニューではソースはジャムしかなかったが、ハチミツに変えてもらえた。

今回はサラダや白ワインも注文したので、30レヴォ(2100円)近く行ったが、まあ最後の夜だしいっか。

場所はここです。

以前に行きそびれたお菓子屋もばっちり

ホステルに戻って色んな旅行者と旅の話にふけります

皮肉の効いた注意書き

さあ、いよいよ本当の最終日

おそらくはハロウィン用

適当に入った店での朝食

シュケンベ・チョルベ(牛の腸のスープ)とパンとファンタとよくわからん大麦?を固めたようなデザートで4.2レヴォ(300円)。

お店の人、ケバブを練ってるらしい

スーパーの乗り物、ぶっさいくやな

宿で会った日本人、世界一周中らしい

飛行機への時間も迫り、宿を後にします。

町の花壇を手入れしている人

この景色も最後か

にしても、中途半端に現金があまった。
日本円に換金するぐらいならいっそ・・。

再びレストラン「IZBI」へ

たまたま日本人のツアー客がおり、現地のガイドさんがお店のおすすめを教えてくれた。

↑のサラダはナスのテンプラやらペーストのソースやら色々ありおすすめ。

こちらはパンのポット付きよくわからんキノコスープ

デザートのヨーグルトも行きたかったが時間切れ。

空港へ向かいます、もちろんチャリで

あやうく高速を走ってた

遠回りしてやっと

間違えて第一ターミナルへ

慌てず第二ターミナルへ移動。

自転車を折りたたみます

途中拾ったダンボールとスーパーで買ったテープで梱包

専用の場所に預けて完了

あとは日本へ帰るだけです

ヨーロッパ旅行者の中には最後の飛行機で食べた機内食が一番おいしかったなんて人がいますが、まったくそんなことはなかったです。

せわしない移動ばかりで、終わってしまえばあっという間でした。
色んな人との出会い、見たことのない景色や町並み、肌で感じる違う世界の空気。
3年ぶりの旅は、失いかけていた好奇心や感性を刺激してくれました。

やっぱり旅は良いものです。

何をやっても力が入らない、そんな低落した活力を取り戻してくれるのだから。

永遠にも思えるような旅路、いざ経ってしまえばあっという間だったような。
ともあれ、これで今回の旅はおしまいです。

が、せっかくなので、旅の振り返りもかねて、次回まとめ編に続こうと思います。

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