旅は人生のスパイス
2015年9月29日~30日
出発から一ヶ月も経ち、色んな場所を見て回りたいという好奇心より、帰るのが楽しみという気持ちの方が強いこの頃です。
一方で、また退屈で刺激のない日々に戻るのかという寂寥感もある複雑な感情です。
今回は自炊せずそこそこのレストランで食事を済ませていたこともあり、前回1年かけて世界を回った時ほど、日本食を恋しいという気持ちはありません。
さすがに1年という期間になると、旅行にも飽きてしまい、予算も限られているため食事も節約し、ダラダラと宿で過ごしたり無駄に時間を過ごしてしまうものです。
そういった意味では、1ヶ月という期間は予算的にもモチベーション的にも適度な期間だったかもしれません。
それでは一ヶ月ぶりのソフィアへ出発です。
中心部のやかましいホステルにはうんざりしていたので、町外れにあるコインズホステルへ。
夫婦そろって海外旅行が趣味らしく、奥さんはこれまで96カ国を旅しているとか。一度しゃべりだすと5分ぐらい口が止まらない面白い人。
ルーマニアより南だというのに、なんでやねん。
ワインと肉料理で有名な店らしい。
なぜか地球の歩き方等のガイドブックには載っていない。
メニューではソースはジャムしかなかったが、ハチミツに変えてもらえた。
今回はサラダや白ワインも注文したので、30レヴォ(2100円)近く行ったが、まあ最後の夜だしいっか。
場所はここです。
さあ、いよいよ本当の最終日
シュケンベ・チョルベ(牛の腸のスープ)とパンとファンタとよくわからん大麦?を固めたようなデザートで4.2レヴォ(300円)。
飛行機への時間も迫り、宿を後にします。
にしても、中途半端に現金があまった。
日本円に換金するぐらいならいっそ・・。
たまたま日本人のツアー客がおり、現地のガイドさんがお店のおすすめを教えてくれた。
↑のサラダはナスのテンプラやらペーストのソースやら色々ありおすすめ。
デザートのヨーグルトも行きたかったが時間切れ。
慌てず第二ターミナルへ移動。
ヨーロッパ旅行者の中には最後の飛行機で食べた機内食が一番おいしかったなんて人がいますが、まったくそんなことはなかったです。
せわしない移動ばかりで、終わってしまえばあっという間でした。
色んな人との出会い、見たことのない景色や町並み、肌で感じる違う世界の空気。
3年ぶりの旅は、失いかけていた好奇心や感性を刺激してくれました。
やっぱり旅は良いものです。
何をやっても力が入らない、そんな低落した活力を取り戻してくれるのだから。
永遠にも思えるような旅路、いざ経ってしまえばあっという間だったような。
ともあれ、これで今回の旅はおしまいです。
が、せっかくなので、旅の振り返りもかねて、次回まとめ編に続こうと思います。