アウシュビッツでキャンプ

2011年09月13日 | クラクフ, 自転車の旅 | コメントする 

2011年9月9日、ポーランドのクラクフからアウシュビッツのあるオシフィエンチムという町にやってきました。

その前に、ポーランドに来てからろくなものしか食べていないんじゃないかと思われているので、ポーランド料理を紹介。

お勧めのレストランはポラコウスキ、安いうまい。地球の歩き方たまには役に立つ

店の奥で料理を指差しで注文

この雰囲気でフルコース食べて1000円行かない

昼食。左がジューレック、やや酸味のあるスープで、チーズと卵が入っています。右がビゴス、キャベツベースのソーセージなどが入った野菜炒め。

夕食。左がなんらかの肉のステーキ、右がシチュー、肉づくし

いつもトイレを綺麗に使っていただいてありがとうございます的なニュアンス

次の日の朝はマックと、プレッツェル

出発!今日は寒い

標識に斜め線が引いてある意味をこの後理解する

通行止めっていうか道路ないし。

サンダルを泥まみれにして自転車を押して脇を突破。渡りきったところで迂回用の歩道があることに気付く。

天気は良いけど向かい風激しすぎ。進まねー

下るんですが平地並みの速度しか出ない

映画とかでよくある眺め

パン屋

ケーキ!うまかった、100円!


Oswiecimと書いてオシフィエンチム・・読めないし覚えられない

おわた

オシフィエンチム到着!でかいスーパー見つけた

さっそく買い出しするか、上はショッピングモールになってる

顔w

新鮮な冷凍魚

数km先のキャンプ場・・っていうか高級ホテル

受付っていうかホテル

どうやらこの敷地を貸してくれるらしい

テント代は30zl(900円)・・。ちなみに昨日のホステルは1泊700円で泊まってる。テントの方が高いってどうなの。

先客もいます

アウシュビッツへ向かいます

中も外も人だらけ

見取り図、わざわざ英語の解説を読む気になれず

概観

人だかりが・・

収容所のゲート

「ARBEIT MACHT FREI」働けば自由になるという罠

おー、本物だ

展示室

ナチス

実は人が写らないように撮るのは一苦労

こうやって見ると綺麗な建物だけど・・

今更説明はいらないと思うけど。

アウシュビッツ収容所は第二次世界大戦でナチスがユダヤ人を虐殺するために使われていた施設です。ナチスによるユダヤ人虐殺は1000万人に登ると言われています。まさしく負の遺産、わざわざ訪れるほど興味があったわけではないけど、なにか感じるものがあるかもしれないと思い、少し寄り道してやってきました。

死の壁、銃殺に使われていました

死の壁への門、ここを通る囚人はどんな気持ちでしょうか俺オワタってなるのでしょうか

中はそれほど広くないけど最大で3万人近く収容されていたとか基地外

まさかと思ったら案の定絞首場だった

有刺鉄線、こんなの見せられたら諦める

少し町を散策します

見つけたレストランで食事・・まずかった、高かった、冒険して損した

キャンプ場にもどってシャワー

セレブな気分を味わうべくロイヤルミルクティーを作ろうと思ったら鍋が噴いて惨事に・・

ロビーでネット漬け、テント代は高いけど高級感は味わえます

シャンパン飲んでお休み

今日は移動も65km程度で緩く、昼過ぎぐらいに着いたので時間がたっぷりありました。毎日これぐらいのペースでの移動でもいいような気もしてくるけど、どうせなら100kmぐらい軽々走れるようになりたい。

アウシュビッツは過去に人が大勢死んだところ・・と言われてやって来たけど、実際は観光地化されており、芝や花などで彩られていて、無理やり展示した写真で当時の悲惨さを見せ付けられているだけで、実際は見る影などないように感じられた。映画やドキュメンタリ映画で見慣れすぎているせいもあるかもしれないけど、戦争を学ぶというよりも、完全に観光客視点で整然と並んだ建物の配置など、レンガの作りなど、綺麗だと感じるだけだった。キャンプ場はアウシュビッツから500Mも離れていないところにあるけど、縁起悪いとか幽霊とかそういうのを気にしないのでこの晩もグッスリ寝れました。



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