ネパール脱出失敗~再挑戦

2011年08月28日 | カトマンズ, スノウリ | コメントする 

吹っ飛んだPCをリカバリさせて、そこそこネットが早いところで必要なソフトをダウンロードして作業環境を復活させました。写真や音楽は別ドライブに入れてたのでセーフでした。

それにしてもまだ3ヶ月だというのにトラブル続きです。先が思いやられる。写真の対策は一刻も早く考えたほうがいいけど、物理的に難しい現状です。それでは気を取り直して再開です。

2011年8月23日、カトマンズ脱出です。

夕方6時まで町で時間を潰して、夜行バスに乗るべくニューナヤバスステーションに向かいました。

思ったよりも遠く、45分ぐらいかかった到着。窓口で仮チケットを正規のチケットに交換してもらう。

そして案内されたバス、見るだけであのトラウマが蘇る。

カトマンズからインド国境の町スノウリに向かうバスは、こういったローカルバスしかないらしいです。チケットはあるし、後に引けないのでとりあえず乗り込む。

30分ほど待たされた挙句、乗務員がやってきて「お前の荷物でかいから400ルピー払えやゴラァ」と言ってきました。そんなこと言われてもネパールルピーはインドに行くつもりで使い果たしてあるのでありません。「じゃあ300ルピーで
いい」と言われたけどマジない。バスを降ろされました。

タクシーに100インドルピー払って速攻でタメルに戻ってバスチケットを買った会社に怒鳴り込んで全額払い戻してもらったからよかったもの、気力がすっかり抜けてさらに2泊することになりました。

8月25日、ニューナヤバスステーションに向けて再出発です。

チケットの買い方は覚えてしまったので、代理店を通さないで直接窓口で買った425ルピー。

乗ったのはミニバス、大型ローカルバスよりはダンパーも効いているので乗り心地は大分マシ

ただしひたすら待つ。中が客でいっぱいになるまで、呼び込みをしながら通りをゆっくり進む。

景色とかそんなの楽しむ余裕ない

そして大渋滞、何時間も立ち往生を食らう

やっと動き出したと思ったら、タイヤ屋で空気を入れ始める。しかも何度も。

案の定パンクみたいです。昼の休憩を利用して修理、1時間半ほど立ち往生食らう

昼飯、ゆで卵2つとグレープジュース

屋根の荷台からの眺め。

大きい荷物はここに置くけど、頻繁に人が乗り降りしてその際に荷物を持ち逃げされるんじゃないか気になって気が休まらない。

レンズからしか見えない景色、砂埃と疲労で曇った肉眼には感動もない

そして2度目のパンク、今度は予備タイヤがあったから30分程度で終わった

少し飛ばしてスノウリに到着。既に18時過ぎ。バス停にたむろしているリクシャーのおっちゃんいわく、国境まで4kmあるとのこと。本当かよ?と思いながら、150ネパールルピー(170円)で交渉成立。リクシャーは普段乗らないから分からないけど、もう少しは値切れたと思う。

ちなみにリクシャーとは自転車に固定した人力車のこと。バス停からは本当に4km近くあった。

国境手前の町並み、雑然としています。

ヤモリだらけ・・

既に7時を過ぎており、それなりに綺麗そうなホテルに250インドルピー(500円)で宿泊しました。

早めに着いていればこのまま一気に夜行バスか電車でバラナシまで直行してしまおうかと思ったけど、普通は国境を渡る前にスノウリで一泊するらしいです。インド側は世紀末なので、泊まるつもりならスノウリで宿を探すべき、一応ATMもあった。

気温は27度ほど、ギリギリエアコンなしで耐えられるレベル。当然ホットシャワーなんてないので、湯沸かし器とシャワーキットが大活躍しました。

失敗したのは部屋が1階だったことです。部屋の壁の所々に待機中の蚊が休んでおり、幸いカトマンズで買ったインセクトシールド付きシルクシーツ+ファンのおかげで刺されませんでしたが、早朝起きて蛍光灯を点けると、床を2匹の大き目のゴキブリが運動会していました。しかも明かりに驚いて木製ベッドのそこの僅かな隙間に逃げ込んでいく始末。どうやら知らない間にゴキブリの巣の上で寝ていたみたいです。

白い石造りの床、若干染みはあるけど白くて清潔そうなシーツ、シャワートイレ付き、一見すると清潔そうなホテルでも、通過点でしかない町のクオリティをなめていました・・。



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