ニャンマー(=゚ω゚)ノ
2011年07月11日 | タチレイ, バイクの旅, メーサーイ | コメント(1)
時々ニャンマーだかミャンマーだか分からなくなることありませんかないですかそうですか。
そもそもミャンマーなんて印象にもない国ですが、北朝鮮を越える情報統制された軍事国家としてランク1入りするぐらい魅力的な国です。以前はビルマと呼ばれていました。
管理人の頭の中のビルマといえば、もっぱらランボー4のイメージしかないので、当然入国にはベトナム帰りの元グリーンベレーのアメリカ人に渡し舟を出してもらう必要があり、出発は夜で、途中遭遇した海賊とは目を合わせたらいけないし、上陸後慈善活動なんてしていたら暴走した軍隊の襲撃を受けて虐殺されます。
チェンライから北に60kmほど行ったところにあるメーサーイ(Mae Sai)という町から、ミャンマーに入国することができるらしく、ビザがなくても観光目的で入ることができるみたいです。せっかくなので記念に行ってみることにしました。
脇にカスタマーハウスって書いてある建物があって駐車場駐輪場トイレがあった。この時トイレ行かなかったのを後悔
手数料500バーツ(1400円)もしくは10ドル(850円)を支払います。当然ドルで支払った方がお得です。持ってて良かった米ドル。ビザがないので、パスポートはここに預けます。
パスポートのかわりに受け取ったエントリーパーミットです。ミャンマーにいる間の身分証明書になります。
なにがやばいって10M歩くたびに道を塞いでくる。目が合ったり返事でも返そうものなら、その後延々とついてくる。
「たばこあるよー」
「吸わない」
「じゃあバイアグラ」
「なんだよバイアグラってww」
「安いよ500バーツだよ。アメリカ産のオリジナルだよ。こっちは中国産ね。」
「怪しいwww」
「分かった300バーツね!」
「いらないいらない」
「んー!じゃあ100バーツ!」
「なんでそんな下がるんだよww絶対偽者だろwww」
「分かった!20バーツで!」
「片栗粉乙」
サングラスあって良かった。目線が分からないし、堂々と無視できる。ここの売り子の強引さはカンボジアを越えてた。肩とか平気で掴んでくるし俺の後ろに立つな。
よくある光景、あまりにも当たり前になりすぎて、今までフィルムに収めていなかった。
ミャンマーで最初の食事、平べったい麺。タイで食ったものと一緒
コーヒーショップ、色んな種類のコーヒーを50~100円ぐらいで楽しめます。
パスポートを受け取って橋へ。なにげに撮った写真に写ってる子供はよく見ると物乞い
サングラス越しながら手前の子供と目が合う。「うはwwこいつならいけるwww」みたいな一瞬の目の輝きを見逃さない。タイ側のゲートまでの50Mぐらいつきまとわれる。「こっちだよゲートは!」みたいな張り切ったノリで先導するいや分かってるんだけど。その後も「おなか空いた」「金くれ」みたいなジェスチャーがノンストップ。いつまでも無言で観察している管理人が悪いのだろうけど、心が鬼なので無視を続けていると「あ。こいつは駄目だな」みたいな感じであっさり去っていった。
子供ながら営業さながらの積極性と同情を誘うような仕草、表情もとい演技を身に付けていることに関心した。以前の記事では物乞いを相手にしない理由を言い訳がましく書いていたけど、結局は接点がない人間に全く関心のないということに気付いた。初めて海外を訪れた時は少なからず同情を抱くこともあったかもしれないけど、今では、見えないところで知らない誰かがどういう事情を抱えているかなどどうでもよくなっている。
そしてミャンマー川のタチレイで手に入るものは大抵こっちでも売っていることに気付く。
TESCOはルーイにもありました。多分タイ人は、週末はJUSCOじゃなくてTESCOに通うんだと思う。
食堂で夕食。ショッピングモールや大型スーパーの食堂メリットは、入っている店に外れがないことと、安価で清潔なことです。
タイ出国まで残り10日、タイの最北部までやって来ていますが、そろそろバンコクに向かわないと間に合いません。明日はとりあえずチェンマイを目指します。チェンマイでは2泊する予定、それからルートをどうするかは、天気次第です。
2011年7月10日