ヨーロッパ自転車横断計画
ヨーロッパ > ポーランド > ワルシャワ > ブログ > 旅のテーマ > 自転車の旅 | 2011年09月03日投稿
ヨーロッパはトルコを含めて3ヶ月期間を設けています。
鉄道でのんびり回るというのも安全で快適ですが、どうせなら90日を超える期間を利用して、自分の足で自由に回ってみたいと思っていました。東南アジアのようにバイクを入手する方法はリスクとコストを考えて検討していませんでしたが、自転車ならなんの問題もなく回れる話をよく聞いていたので、タイミングを見つけて購入を検討していました。
当初は物価の安い東欧圏は鉄道で回り、物価が上がってきたあたりで自転車を有効活用しようかと思っていましたが、いざワルシャワに降りてみると、交通網はしっかり整備されているけど町自体が広く、徒歩だけだとかなり不便が伴いました。なのでさっそくですが自転車を買うため、町を歩き回ることにしました。一度買ってしまえば、いざとなったら鉄道にも乗り込めるので問題ないという話も聞きます。
まずは1軒目
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ROWERYって書いてあるのでしょうか、中古から新品まで取り扱っている店です
KTMとWHEELERっていうブランドがあった
ツーリング用の自転車とサイドバッグまで一式在庫があり、値段はトータルで6万円ほどかかりそうだが、検討の余地がありそう。しょっぱなから好感覚。
続いて2軒目を目指します
WARSZAW POWISKI駅
鉄道で次の駅に行こうと思ったらこの路線じゃないらしい
トラムという路面電車を使います
チケットはキオスクで買うものですが、たまに運転手も売ってくれる。100円。
サングラスをかけて歩いていたらチラシを渡された。現地人に見間違えられたのだろうか。
散々歩いた挙句、地図にチェックを入れてもらったビルに着いた。どう見てもただのアパート
ガセ情報ありがとうございます
一応付近を歩き続けるが見つからず
帰りのトラム乗り間違えて10kmほど歩く羽目に
ビスワ河
風が強くて寒い、風邪が悪化して嘔吐寸前
これはあれだ
警察のバイク、ヤマハが多い
結局この日は体調のせいで行動不能に。
次の日になりました。
2軒目
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ウェブサイトは充実してたけど在庫がイマイチでスルー
セントラル駅でトラムのチケット買います
今度のトラムはオンボロで結構揺れた
3軒目
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どちらかというとオランダ系のローカルな自転車が多かった。
Batavusや自転車業界のベンツといわれるGazelleあたりの取り扱いが多いらしいですが、実際見てみたところ、車体は重くてシートも硬く、値段もそれなりにするのでパスした。
帰ります。タバコは分かるけど、左の「%」と書かれたビンはアルコールだろうか
お昼、この太ったリンゴで40円とか安すぎ、東南アジアよりも安い
結局1番最初の店が一番良いという結論に
装備は一通り揃えられそう
ロードバイクからマウンテンバイクまで
店のにーちゃん、旅の話をしたら気前良くガンガン値引いてくれた
買ったバイク、Wheeler3700というツーリングモデル
Wheelerはどこかの町工場から始まったブランドらしく、40年ほどでわりと若い。ロードやマウンテンバイク市場に参入しているマイナーなブランドです。
http://www.wheelerworldwide.com/
強度をそれなりに重視した車体なので若干は重いですが、乗り心地は非常に良く、ヌルヌルと滑らかに進んでくれます。日本で乗ってるクロカンもどきより速いかも・・。
タイヤは工具なしで外せます
工具、パッチ、予備チューブ、荷物止め用の紐、これ以外にエアポンプ、シートポール交換、防水サイドバッグ25リットル×2個とワイヤーロック、ヘッドライト。
バイク1750zlに小物合わせて2000zl、60000円の買い物です。それなりのグレードの自転車と装備を揃えられたと考えると激安だと思う。到底交通費の元が取れるとは思えないけど、東南アジアの時と同じで、普通ではできない旅ができることを期待しています。
キャンプ用品も必要なものは今のうち買う
Seetosummit製品も多かったけど、値段はタイで買った時より70%増しぐらい。要は日本とそんなに変わらない値段
ガスカートリッジ、口が若干違うような気がする・・
ヨーロッパの地図
左2つは防水、右は情報量が多いけど防水じゃない。真ん中のにした
旅をする上で少し心配なのが、思ったよりも気温が低いことです。
http://www.worldweather.org/009/c00024.htm
ワルシャワでは、9月の時点で気温が10度を切ります。ネパールのトレッキングが終わった時点で冬用のダウンなどを日本に返してしまったが、今少し後悔している。これから安い服を買いつないで、これから冬にかけて比較的暖かい南西に向けて旅をしていこうと思います。
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