ウユニへのもう一つの冒険

2012年05月11日 | ウユニ, オルロ, バイクの旅 | コメント(2) 

2012年5月2日

ウユニ塩湖へ向かいます。普通はラパスやオルロから半日~1日バスに乗ってアクセスするかと思います。景色も良く、日中の移動ならそこそこ楽しめるのではないでしょうか。あるいは悪路のせいでそれどころでないかもしれません。

バイク乗りにとってはちょっとした試練の道です。オルロを越えるとダートばかりという噂を聞いていました。実際にGoogleMapを見ても、チャヤパタを越えた辺りからは道が細い線しか描かれていません。ガスの補給も心配です。

ネット上でもバイクでボリビアをツーリングしている人の話があり、ここの道はかなり劣悪でそれなりにオフロードを乗れる人じゃないときついなんて言う人もいた。さすがにみんなそれなりのバイクに乗っているし、管理人のように原付程度のパワーしかない中華製のバイクに乗っている人などいないので、それなりに覚悟をして挑むことにした。

そんじゃオルロを出発、遠くがガスってます

早速道路の左右がガスって来た

Challapata、チャヤパタまで120km

この町にガソリンスタンドが3件あるのですが、全て閉まってた。個人でガソリン売っている人がいないかと野犬に追い回されつつ街中を走り回ったけど軽油しか見つからず、しょうがないので通り道で見たPaznaという町まで37kmほど戻った。

そしたらそこも閉まっていた件・・

1時間プラス80km以上の走行距離をロスする

この時点で200km走行済み、予備ガソリン1ガロンを投下

念のためGPSも記録しておきます

チャヤパタからウユニまで200km、地図で見ると近いんだけど

っていうか誰だよ、きついダートだとか抜かしていたのは

と思ったら分かれ道を直進、ここからダートです

80km近くですっ飛ばせる快適なダートです

たまに砂ってる

え?ここ?でも向こう岸に道が見えるし・・。

※この時点で管理人は道を間違えています。

渡ってやったぞちくしょー

途中中瀬で一休みしようとしたらタイヤが沈み始めて死ぬかと思った。川渡りがあるとは聞いていたけどまさかこんなハードだとは思わなかった。冷静に考えればこれぐらいになるとバスやトラックでは通行できないということにこの時気付かなかった。ちゃんとした道を通れば橋はかかっているはずです。

方角は合っているということで道に間違えていることに気付かず直進

マジ竜巻、今まで見たつむじ風とは違った

タイヤの跡とか少ないし、そろそろおかしいと思い始める

フラミンゴとかいるし・・

どうにか本道と合流

すごい岩

アルパカ

うぜぇwww

大きな川には全部橋がかかっています

線路はあるけど放棄されていて鉄道は走っていません

アルパカの子供

途中村はあるけどガソリンは絶望的

道はかなり走りやすいです

なんかダチョウみたいな鳥がいた!しかも結構でかい!誰か名前教えて。

たまにウネウネ

すれ違いの砂埃がきつい

川渡りあったけどしょぼいです。

ここも右から乾いたところをクリアできる

雨季とかになるとちょっと濡れるのではないでしょうか

普通車でも走れるぐらいの道です

ウユニ塩湖入り口のコルチャニ、Colchaniという村です

見えた!塩湖!

本当はこの時点でウユニ塩湖直行のつもりでしたが、ガソリンが既になくなりかけているので、一旦ウユニの町まで行きます。

一件目はガソリンがなく、二件目でガソリンを確保!

なぜか外国人価格ではなく、13リットルほど入れて550円程度だった。

403kmぶりのガソスタ、これでまだ予備4リットルある状態。

満タン+予備2ガロンを持っていれば500km以上は走れることが証明された。

走ってみた感想としては、道はかなり良かったです。普通のオフロードバイクなら80kmぐらいで飛ばせるのではないでしょうか。乾期なら道さえ間違えなければオンロードバイクでもクリアできます。一番の問題はガソリンかと思います。オルロを越えると次にガソリンスタンドがあるのが120km先のチャヤパタですが、今回のようにガソリンの在庫がない場合、ウユニまで最低でも無給油で320km走る必要があります。

今回は運良くウユニで即効ガソリンを調達できたけど、午後になると在庫がなくなるのが早いので、朝のうちに給油しておくのが正解です。ちなみに現時点でウユニの町のガソリンスタンドは北と南の2件のみです。

ウユニに着きましたが、このまま町で一泊するつもりはありません。続いてウユニ塩湖に直行します。



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