情熱の国スペイン
2011年10月31日~11月5日、情熱の国スペインの首都マドリードです。
日本にいた頃、池袋のスペイン料理店で食べた料理がおいしくて、本場スペインの味を楽しみにしていました。人によってはまずかった、という話を聞いており、管理人も通ってきたのが山岳地帯の田舎ばかりというのもあるけど、フランスから入国後からまずいサンドイッチやイマイチな食材ばかり遭遇しており、マドリードに着いた時点で大して期待はしていませんでした。
マドリードには合計7日間滞在しましたが、正直のところ満喫できたかと言えばそうではない。スペイン名物の牛の串刺しショーもシーズンが終わってやってないし、フラメンコもわざわざ3000円払って見るぐらいなら、フルコースの料理を食べたいってことで食欲ばかり走っていたし。
それでは、まずはマドリードの街並みからです
自転車用レーンとかないため、自転車は路肩を走ります、あとタクシー多い
来たばかりで情報もチェックしていないので、適当なレストランを選ぶ
チョピートス・フリートスというホタルイカのフライ
初日から失敗、脂っこくて飽きる
一般的な八百屋
ヨーロッパ全体的に共通ですが、果物や野菜は1個単位で買うことができます。ジャガイモとニンジンと玉ねぎを1個ずつ選んでレジに持っていくと、たったの17セント(20円)、今まででダントツで安かった。
3日目、天気も悪いのでキャンプ場付近をウロウロ。
試しに空港まで自転車で行けるか走ってみた。これでタクシー代浮く。深夜バスで行くという方法もあるけど、自転車込みで40kgの荷物を背負って歩きたくない。
4泊目はホステル移動、マヨール広場西にあるキャッツホステルです。
最後にホステルに泊まったのはフランクフルト、屋根の下もといベッドで寝るのは1ヶ月以上ぶりです。このままキャンプ生活を通そうかと思ったが、町の中心までのアクセスが不便だったため、せっかくだしホステルに行くことにしました。宿泊費も13~17ユーロと安いし。
・・;
刑務所かよって印象でした。朝食付きだというから期待していたら、クロワッサンかドーナッツかコーンクレーク1皿だけなめてる。やはりキャンプ場の方が数倍は快適、テント内を含めて周りの空間を自由に使えるし、晴れた日は草むらに寝転がれるし。
交差点の土産屋
4日目の昼食兼夕食、フレスコです。
ビュッフェ、カレーがうまかった
値段は9ユーロほど、ディナータイムでも10ユーロちょっとぐらいだったと思う。安価にそれなりのものを食べて空腹を満たしたい時におすすめ。味は普通。
グランビア通り、ニューヨークみたい、行ったことないけど
動かないアレです
扇子の店が何件もあった。流行ってるのかな
クマーはブエルタ・デル・ソルの象徴、ハチ公みたいなものです
今日は雨なので人通りもまばら
ヨーロッパの男性は意地でも傘を差さないとかいう話を聞くけどわりと嘘です。小降りぐらいならパーカーのフードを被って済ませていますが。
マネキンもイケメンです
ムセオ・デル・ハモン、ハムの専門店です
ホステルから徒歩5分程度なので通った、結局オーソドックスな生ハムのサンドイッチが一番おいしい
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サンドイッチ、コーラなど各種メニューが1ユーロから楽しめます
夜は死ぬほど混んでる、ちなみに英語は通じないので、メニューをごり押しで読むか指差しで伝える
白バイ、スクーターです
こちらはパトカー、プジョーです。
謎のオブジェ
怖い、っていうかキモイ
スペイングーグルか・・
ちょっと狭い通り、でも賑やか
スペインの駐車事情
二重駐車当たり前、大阪です。こんな詰めて駐車してどうやって出るのかと思って見ていたら、普通にバンパー押し込みながらゴリ押しで脱出していました。
5日目、ボティン!世界最古のレストランですうひょー
マヨール広場南、超有名店です。
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まずはニンニクのスープから、まあ普通にうまい
メインディッシュの子豚の丸焼き!コチリーニョ・アサードです。
生後15日~20日の子豚を虐殺してオーブンで焼いた料理、思ったよりグロくなかった。皮は北京ダックのようにパリッとしており、中はとろけるぐらい柔らかい。なんじゃこりゃーっていうのが第一印象、豚なのにとろける。今まで食べた豚料理で一番うまかった。
デザートはアイスです
お値段は締めて5000円になります。まあつまらない飲み会で浪費するよりは全然有意義なので。
ウィンドウショッピング
釣具
銃まで
防具も揃うよ
エル・コルテ・イングレス、スペインの高島屋。地下のスーパー、やはり海産物はいいものが揃っています
これが買いたかった。
スペインのチョコレートメーカー、デラビウダのトリュフ。パリの凝ったチョコも良いけど、こういう庶民的なものの方が安心して大量に食べれるんだよな・・
ラ・グロリア・デ・モンテーラでランチ。カルパッチョです。
トマトの冷製スープ、酸味が利いておいしいです。
10ユーロでフルコースが食べられる人気店です。
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メインはサーモン、まあ普通
デザートティラミス、まずい
値段相応といったところでしょうか。雰囲気は良いです、混んでる。
マドリードにはマウンテンバイクの店が何件かあるから巡ってみた
型落ちとは言え、日本で60万で売っているようなものが2000ユーロだと言われた・・。衝動買いしたいところだが金も輸送手段もない。ダウンヒルは帰国後一番に始めたいスポーツです。日本の代理店に高いマージン取られるぐらいなら、旅行ついでに買出しに行ったほうが安い。
レストランなのに食べるなとは・・
マドリードでもセグウェイツアーがあるみたい
続いてシレナ・ベルデ
海産物のお店です
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セットメニューもあったけど、2人分のものがほとんどなので、単品で注文
まずは生牡蠣
メインディッシュはスズキの鉄板焼き、油が乗ってておいしかったです。
本当は子羊の丸焼き、コルデーロ・アサードが食べたかったが品切れと言われた。唯一の心残り。
ティラミス、これはおいしかった。
締めて4000円になります。おいしかったけど、値段ほどの満足感はなかった・・。
全世界の彩美さんに着てほしいです
アルカラ門、観光地とか興味ないけど、何度も通るから
レティーロ公園
動かない人、バランスすげー
微妙に指先でバランスを取っているようです。風の強い日とかは「あー今日は無理だわー」とかなるのでしょうか。
紅葉
夕飯に入ったバー
パエリヤ6.5ユーロの看板に釣られた
パエリヤミクスタという、色々ごっちゃ混ぜの具が入ったパエリヤです。あのグチャグチャなライスをこれだけおいしく仕上げられるのはすごい。
夜のマヨール広場
お祭りみたいに賑やかです、写真がクソなのは勘弁してください
パフォーマー
いや脱いじゃ駄目でしょ
以上でマドリードはおしまいです。
マドリードは見所のある地域が凝縮されている感じで、徒歩でも十分楽しめるため、自転車をホステルに預けたままグータラと歩き回る毎日でした。雰囲気としてはちょっとチェコに近い印象です。
特に夜が楽しく、賑やかなバーやレストランが通りに並び、人で溢れる通りを歩きながら街並みを眺めたり、買うわけでもないショッピングをしたり、パフォーマーを眺めたり、1ユーロのサンドイッチをかじりながら歩いたり。
マドリードはスリや強盗がいるという話でしたが、幸いトラブルはありませんでした。人通りの少ないところはなるべく避けていたし、上下ジャージ髭一ヶ月放置のおっさんはさすがに目を付けられなかったようです。
最後の夜はキャンプ場で1泊し、夜中4時頃出発し空港で自転車を分解して荷造りをするつもり。2週間ほど日本に戻ります。
それでは。