あやうく不法入国するところだった
2011年07月06日 | ウドーン・ターニー, バイクの旅, ビエンチャン, ルーイ | コメント(2)
2011年7月5日、ラオスの首都ビエンチャンから、国境を越えてタイへ戻ります。
東南アジアバイクの旅の最大の関門は、タイを出国する時と考えていたので、楽勝だと考えていました。この油断が後々色々なトラブルを生むとは考えていませんでした。
友好橋の入り口。ビエンチャンの中心から20km以上離れていて、なかなか着かないから通り過ぎたかと焦った。
友好橋はメコン川に初めて建設された橋で、その長さは1174Mです。完成したのが1994年とわりと最近のことで、それまでは船で渡るのが一般的でした。5年前東南アジアを1周した時も、バスごとフェリーに乗ってメコン川を渡ったものですが、今ではそこらじゅうに橋があるので、今回の旅行では船を使って渡ることはなかったです。
バイクの通過の手続きが分からないので警官に聞きにいきました。
タイで買ったバイクをタイに持ち込むのは問題ないらしいですが、ラオスに入国した際の書類は持っていないかと聞かれましたが、もちろんそんなものは持っていません。そんな手続きが必要だったことも知りません。「カンボジアから入国した際、警官に何も言われなかったよ」と言ったら、警官たちはしばし頭を抱えたあげく、「いいよ行っても」と言って、パスポートにスタンプをもらい通過させてくれました。どうやら正規の手続きを踏まずにラオスにバイクを持ち込んでいたらしいがなかったことにされた(笑)
油断その一。バッグから書類を出す際に、日焼け止めが下水に落下して消失。もらいものだけど、高い日焼け止めだったので落ち込む。
窓口があったので聞きに行ったら「この先だよ」と言われ、そのままバイクを走らせたら道に出て、普通に道路標識があるし、明らかに違うことに気付いて戻りました。警官も誰も怪しまないし・・。
ここでスタンプをもらいます。バイクについては、書類を見せたら勝手になにかやってくれてそのまま通過。
無事にタイに入国しました。タイ側の国境の町、ノーンカーイ(Nong Khai)はスキップします。
正式名称はウドーン・ターニー(Udon Thani)です。うどんは関係ないです。
途中検問で警官に止められる。このクソ暑い中、真っ黒のゴアテックスの雨具上下着込んでミラーシールド入りのヘルメットを被り、大きな荷物を縛ったバイクを必ずと言っていいぐらい警官は怪しんできますが、シールドを上げて外国人だと分かると、やたら上機嫌になります。この時の会話。
「日本人?」
「うん、ライセンス見せる?」
「いやいいよ。これからどこ行くの?」
「ルーイ。」
「ルーイかー。いいところだよー。良い旅行を。」
みたいな感じで愛想良く通してくれます。基本的に警官は良い人。
ロイヤルイン、300バーツ(800円)。上のフロアになるほど値段は安いみたい。
ガイドブックに書いてある値段よりも安かったのはよかった。もしかして今までで最高の部屋では・・と思ったら、ベッドが板にマットを引いただけみたいに硬かった。
油断その二。サンダルを壊す。寿命かもしれないけど、結構困る。
MERRELLというメーカーのサンダル。多分これの古いモデル。
http://www.merrell.jp/product/outventure/outventure33.html
サンダルのくせに10,000万円近くしますが、靴底もしっかりしていて、10km歩いても靴擦れを起こさないという優れもの。5年前東南アジアを一周した時もこれ履いてました。さすがに寿命だろうと思って諦めて、近くの店を探して似たような形状のサンダルはたくさん売っていたけど、靴底はツルツルでベルトは細く、その割に値段は1000円以上するし、この先靴擦れに悩まされることが目に見える。
そういうわけで修理することにした。針と糸で破れたところを縫い合わせる。
多分これで当分は持つと思う。すごく特した気分、今日はよく寝れそうです。