キャンプと音楽とビール
2011年07月17日 | キャンプ, タック, バイクの旅 | コメント(3)
チェンマイを離れてタック(TAK)という町を目指すことにしました。
結局東南アジアにやってきてから、一度も寝床に困ることもなく、最初から持ち歩いているキャンプ道具を使う機会が今までありませんでした。地図を見てみると所々にテントマークがあり、キャンプ場を借りることもできましたが、なかなか一歩を踏み込むことができませんでしたが、残り1週間を切り、ようやく決心がついてキャンプをすることにしました。
タックの南にKlong Wang Chaoという自然公園があるので、向かいました。
現地で見つけてさっさと買おうと思っていましたが、Z-liteみたいな良質なマットはなく、銀マット以下の質のものが1500円ほどで売っていました。さすがに使い捨てに1500円もかける気がせず、子供用のベッドマット300円で済まそうかスーパーで迷っていたら、脇に捨ててあったダンボールでいいことに気付いて1箱もらった。
段々固定が後ろにずれてきてテールランプが完全に隠れている点について
空気圧チェック、2kgちょい入れるんだけど、それでもタイヤを掴むと潰れる感触心配
今まで5000km近く走ってきて、ほとんどと言ってもいいぐらい轢かれて死んでいる動物は見たことなかった。初めて見たのは自分で轢いた鳥で、それから犬、この蛇に続いて、同日に犬、蛙、鶏と見た。なんか縁起悪い。あと犬可愛そう。
タックを抜けた後、空の色が怪しくなってきたと思ったら案の定の雨
雲に途切れ目は見えず、とりあえず自然公園まで20kmほどなので向かうことにしました。
バイクを雨の当たらない場所に停めて雨が止むのを待つことにした。
そもそもどこにテントを張っていいのかも分からない。展示室の椅子に座って待ちぼうけていると、地元の人っぽい人たちが目の前に車を乗りつけ、荷物を運び込んでいた。多分この自然公園のスタッフだろうと思って、テントを張る場所を聞いたら、すぐ下の川辺だと教えてくれた。雨は一向に止む気配はない。「いっそここで寝てもいい?」なんて冗談ぽく言ってたけど、あまり英語は通じていない。結構困っていると、何やらついてきてと言ってきた。
一つのロッジがあり、部屋に案内された。ここに泊まっていいって言われた。
なにやら外から歌が聞こえてくるので見に行くと、楽器を演奏していた
ギター、ドラム、その他マラカスやら色々。最初はここのスタッフだと思ったけど、どうも学校のバンド友達同士で来ているみたい。音楽は言葉を越えた。とりあえず混じってドラムを叩いた。
手前が学校の先生たち、奥がシェフ。みんなKamphaeng Phetという町からキャンプに来てるらしい
全然みんな何を言っているのか分からないし、こっちが言っていることも全然通じている気がしなかった。なのに言葉が通じない来客をもてなしてくれて、ご飯やビールまで注いでくれて、楽しい時間を過ごすことができた。感謝もそうだし、色んな感情が詰まるに詰まった不思議な一日だった。
ロッジの床板に穴が空いており、蟻が張っていた。危険なにおいがしたので長袖タイツでまずは寝る。
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1時間後なんとなく目を覚ましたので電気をつけてベッドを見ると数ミリほどのテントウ虫みたいのが走り回っているのを見つける。
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南京虫確定、幸い刺されていないので、さっさと駆除してグローブ、靴下着用、さらに出国前に買った防虫ネットまで顔に被せ、今に到る
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電気をつけたまま就寝、南京虫やダニは電気をつけることで回避できる
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寝付けないので安眠マスク代わりに顔にタオルを巻いて寝る
Have a good trip Por and everybodyヾ( ´ー`)ノ~Byeー♪
2011年7月16日