本当の旅
2011年09月11日 | キャンプ, クラクフ, ワルシャワ, 自転車の旅 | コメントする
2011年9月4日~9月6日、
ポーランドの首都ワルシャワから3日かけて300km離れたクラクフへ向かいます。交通手段は自転車です。
日本でも自転車は全く乗っていないわけではないので、その過酷さは想像できました。なんでわざわざこんなハードモードを選ぶかと言われれば、自由に動き回りたいというのに尽きる。
荷物は合計で20kgほどです。荷台に綺麗に積み込むことができ、さほど進行に支障はない感じです。
それでは早速ワルシャワを出発、走り始めは坂道から。意外とぐいぐい進んでくれる。
街中は自転車レーンがあるけど、レンガ張りの地面は抵抗があって少し走りづらい
途中ガソリンスタンド、コンビニを併設していることに気付くのにしばし時間がかかった
巨大スーパー、まだ開いていないのでスキップ
田舎に出てきた
アメリカの眺めに似ている
貨物車両
止まった風車
今日はRadomという町まで、というか高速道路走ってる
側道へ出る
と思ったらまた高速の中に入っていた
川原、キャンプできるな・・
途中あったバス停で座って休む、低血糖でもう足が動かない
モー
ガソスタで栄養補給
たまたま見つけたキャンプ場のレセプション、1テント600円
先客は誰もおらず
テントを建てました、今回の世界旅行で初めてのキャンプ
シャワーもあります
洗濯して干しておしまい
村に出るとお祭りだった
コンサートをやってる
珍しいよそ者にみんなジロジロ
日が沈んだのでおやすみなさい
初日から過酷でした。60km進んだあたりから風が出始め、進んでいるのか進んでいないのかも分からない感じ。高速脇の側道を走るのですが、陸橋があるたびに大きく迂回させられ、実際よりも距離を走らされました。平地はあまりなく、ほとんどが長い登りか長い下りで、体力が持たない。明日は少しずつパワーアップしていることを期待して、眠りにつきました。
荷物を積んで出発
今日も日が強い、気温は低い
ガソスタでファンタを飲んで一休み
地平線まで4kmとか、これを延々と走る
鹿
平地に見えて微妙な下り、そして下りきったらまた登り
今日はわりと楽だった、午後3時頃に町にKielceの町に到着
何軒かチェックしていたホステルを回るが、見つからなかったり部屋がいっぱいだったりで諦める
結局スーパーで必要な食料を買って再出発
10kmほど走ると良い平原を見つけた
今夜はここで野宿、蚊が多かった・・
シャワーは2リットルあれば浴びれることが判明した
お湯を沸かして、シャワーキットに入れて木にぶら下げ、一気に髪だけシャンプーしてその泡で体を洗う。Seetosummitのワイルドウォッシュは役に立つ。泡の匂いで一気に蚊が逃げてくれる。
夕飯はミルク1リットルとシリアル。簡単で高カロリー
日が暮れるなり雷雨で怖かった。結構な雨でしたが、しっかり手入れしていたのでテントに雨漏りはありませんでした。
朝には雨が上がっていたので出発です。今日は110km先のKrakowまで一気にいきます
この写真を撮るためぼーっとしていて道を間違えて5kmほどロスする
どうみても踊ってる
鹿まで3km
鉄道乗りたい
平原でお昼、買いだめしたパンにハチミツを塗って食べる
心地よい風が吹いて時間を忘れそう
地獄、こんな感じのうねった道と、巨大な坂が延々と続く、地域によっては1時間で10kmしか進めないことも・・
森を見るとそのままテント張って逃げ込みたくなる
教会でもいいや
山奥のバス停、誰が利用するのか不明だが、昼寝に使わせてもらった
30分ほど眠って出発
TESCO!多分スーパー
タイにあったTESCO LOTUSと関係あるのだろうか。
オレンジとバナナとパンを買った!
この後も何度か休憩を挟み、Krakowに到着
予約した宿を探しに行きます
入り口が分かりづらい・・\
宿はたったの700円、朝食付き。キャンプ場とコストが変わらない。
夕飯マック、今日はサラダも食べる
初めての自転車旅行の感想としては、とにかく過酷の一言に尽きます。今までしてきた旅の中だと、ネパールのトレッキングに次ぐ過酷さで、並みのトレッキングを延々と繰り返している感じです。3日間の移動でしたが、信じられないほど体を消耗し、最後の方は膝まで痛み始めたので、クラクフでは休養を兼ねてのんびりしています。
幸いまだ雨はありませんが、風が北東にかけて吹くらしく、絶えず向かい風にさらされている。日差しも結構強く、逃げ場がないためみるみる焼けていきます。恐らく3ヵ月後にはタイ人みたいになっているかと。
ヨーロッパの列車は自転車をそのまま積めるので、ペースによってはいずれ列車で遅れを取り戻すかもしれません。筋肉痛が抜ければ、パワーアップして多少楽に走れることを期待して、当面は自転車で回るつもりです。
色んな人の自転車旅行のブログを見ていると勇気をもらえます。まだまだ走り始め、めげずに続けていこうと思います。