終点、ケニアのナイロビ
2012年2月11日~13日
タンザニアのアルーシャからケニアのナイロビに向かいます。
思えば今までナイロビに向かおうとしてトラブルばかりでした。エミレーツ航空の航空券の変更で行けなくなったり、トルコでバスが遅れて飛行機に乗れなかったりで、結局ケニア行きはあきらめ、南アフリカ周辺をブラブラと周遊して終わりにしようかと考えていました。
結局南アフリカ→ロンドンのチケットも変更し、トルコで紙くずになった分も合わせて5万5千円ほどの損失が出ているわけですが、細かいことは気にしないでいたけど結構金額がでかい。カメラを買いなおしたり、サファリで豪遊したり、そろそろ予算計算しなおさないと色々まずい気がしてきた。
なにともあれケニアに向かわないと旅は続かないので向かいます。アルーシャで宿泊したアルーシャバックパッカーズでシャトルバスのチケットを買いました。最初は20ドルと言われたけど、バス停で2500シリングでチケット買えるからいいやと言ったら値切ってくれた。
宿の前まで迎えにきてくれます。時間間違えてレストランでボーっとしてたら、バスを20分ほど遅らせて怒られた
ビザを買います。2泊滞在するために50ドルっていうのも馬鹿らしいけど。
シャトルバスはナイロビの宿までDoor to Doorで送り届けてくれます。荷物を置いて、町へ繰り出します
ケニアの通貨単位はタンザニアと同じシリングです。レートは1シリング=ほぼ1円なので、金銭感覚が楽。
最初にケニアに上陸してたら、バイクで横断の旅になっていたかもしれない。
アイスコーヒーとケーキ、ケーキはまずいけどコーヒーはおいしいです。
宿泊費750円のドミトリー、Wifiにホットシャワー付き。部屋にコンセントがないから充電はリビング。
電気やも多い。カメラの値段聞いたら日本とそんなに変わらなかった
宿から空港行きのタクシーだかシャトルだかが1500円で出ているらしく、最初それを使おうと思ったけど町で500円で空港に行けるバスがありまくるので実際町行ったらローカルバスで30円で行けたw
1470円の節約うま
これでアフリカの旅はおしまいです。
わりと危ないと思っていたアフリカですが、行ってみれば思っていたほど危険という印象はありませんでした。ヨハネスブルクに続いて危険だと言われているナイロビも、昼間は人や警察官が多く普通に歩くことができるし、ダウンタウンにさえ近づかなければ大丈夫です。日が暮れるとちょっと人気が減るので注意が必要ですが。アフリカはバスの都合上、夜中に町に着くことがあり、その際のタクシー代や宿代さえケチらなければトラブルは避けられます。
無駄にアクセサリーを付けたり、高そうなものを見せびらかせないで、目に留まりにくくするのも大事です。現に管理人はケープタウンでカメラをすられそうになりましたが、ダルエスサラームで1回すられただけで済みました。他は車が勝手に横転したりのトラブルはありましたが、到って平穏な日々を過ごした気がする。
日本にいた頃は、アフリカといえば黒人がロケットランチャーと機関銃を振り回しながら外国人観光客をハンティングしているイメージでしたが、銃を持っている犯罪者なんて見たことないし、のどかでみんな愛想が良く平和なものでした。欧米人のバックパッカーやボランティアもいたるところにいます。黒人に真面目で正直な人も多いし、今まで持っていた悪いイメージがすっかり吹っ飛んだ。
アフリカはまたいずれ行ってみたいと思います。今まで回った国で自然が豊富で景色が良い所はたくさんあったけど、アフリカでは地球そのものを感じられる雄大さがあるというか、スケールの違う世界がありました。蚊が多いのはいただけないけど、色んなマイナスをかき消すぐらいの大きなプラスがここにはありました。