最小だけど最大のトラブル
2012年04月30日 | クスコ, バイクの旅, プノ | コメントする
2012年4月26日
クスコを離れて、ボリビアへと向かっていきます。この辺りになると標高4000M越えは当たり前、気温も低くエンジンの調子も落ちるため、バイカーにとってシビアになってきます。元々キト、標高2800Mの場所で買ったバイクなので、セッティングを元に戻しただけで結構調子良く走ってくれているので安心しきっているこの頃、まさか旅が始まって以来最大のトラブルが起こるとは思わなかった。
手前の白いのはなんかの芋。こんにゃくみたいに弾力があったけどこんにゃく芋だろうか?無知なので分からない。右側の芋はジャガイモではなく、中は黄色い甘みがあるサツマイモみたいな種類だった。奥はマス。
水辺はなにかと今までトラブルがあったため好きじゃないけど写真栄えする。
あまりにも砂っぽくカオスな町だったので宿泊を断念。
バイク屋があったので立ち寄ると、セッティングパーツが豊富でした。
抜き打ち検問で警官に止められる。うざいと思いながら書類を一式見せ、エンジンをかけようとしたが掛からない。セッティングのせいだろうと思って、キャブレターのニードルの位置を変えようとピンを外す→ピンを落とす→下砂利→紛失、ピンは4mm程度の小さいものです。キャンプ用のヘッドライトで30分かけて探したが見つからない。最悪前の町に戻ってパーツを探すことを考えたが、隣にいる警官は一切知らん振りで絶望的。一か八かビニールテープがあったので、どうにかピンの代用品を自作。
エンジンのかかりが悪いのはキャブがゴミで詰まっていたためみたい。
ここのピンがないと、針が固定されず、エンジンにガソリンが流れません走れません。なんとかこの時は難を逃れることができました。前々から心配はしていたけど、まさか本当に指先に乗る程度の小さな部品で最大のトラブルが訪れるとは思わなかった。どんなところに落とし穴があるか分からないです。