雪山装備

2011年04月22日 | 登山, 装備・小物 | コメント(2) 

ネパールではヒマラヤに登る予定です。途中ではマイナスの気温の中、テント泊も想定していて、積雪地帯も通ります。普段は日帰りの生ゆるい登山ばかりなので、トレーニングも兼ねて、ゴールデンウイークは槍ヶ岳を登りに行くことにしました。

「槍ヶ岳では雪があるから、ピッケルとアイゼンが必要」とネパール同行予定のUSK氏が言いますが、まさかGWにそんな雪なんてないだろうと半信半疑で調べてみましたありました。

http://www.k4.dion.ne.jp/~nkhs1727/repo22.html

余裕で凍死できそうです。ピッケルまではなくてもなんとかなるとのことですが、シリセードと言う技が使えなくなるとのことです。シリセードとは何ぞやということで調べたら、動画が出てきました。
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めちゃくちゃ楽しそうです。やります買います。

早速ピッケルを探したのですが、どこの登山用品店を探しても、1万円超えは普通。唖然としながらアマゾンを見ると、安いのを見つけました。

早速注文して、届いた商品を開けてみました。見ての通り、そのまんまツルハシ。
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先端のギザギザの部分が凶悪。
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我が家にある家庭用武器では、近距離から料理をカバーする包丁と、破壊力があり穴掘りまでできるスコップを抜いて、殺傷部門堂々の一位にランクインしました。

正直使い方はほぼ全くと言っていいぐらい知りません。目的だけ知っているぐらいです。分からない人もいるかもしれないので、クイズにしました。

ピッケルの使用目的は次のうちどれでしょうか?

  1. 冬眠明けの飢えた熊と戦う
  2. 金山を掘る
  3. 滑った時に地面に刺して制動する

答えは言うまでもありませんが、1 です。

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続いて一緒に届いたアイゼンです。これも高いものだと数万はしますが、近頃は旅の予算で苦しいので、色々な店を探したところ、結局アマゾンが安いという結論に到りました。こちらです。

箱です。
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側面に使い方が書いてありました。ハングルの説明書き、韓国製のようです。
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ケース、頑丈。
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中身はこの通り、雪の上を歩くためのアタッチメント式のスパイクです。
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底は思ったより凶悪。孫の足踏みマッサージがマンネリ化してきたおじいちゃんには是非。
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今回購入したのは、10本爪と言って、つま先まで爪がついているため、急な斜面でも登れるのが特徴です。

以前は4本爪の土踏まずに装着する簡易アイゼンを持っていましたが、冬の丹沢を登頂した時に気付いたらなくなっていました。

安物ですが、これで当面雪山登山の心配は必要なさそうです。




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