マチュピチュ村の行き方

南米ペルーマチュピチュブログ旅のテーマ鉄道の旅  | 2012年04月27日投稿

2012年4月24日

マチュピチュです。15世紀スペインによってフルボッコにされたインカ帝国がクスコを逃れて建設された伝説の都ビルカバンバとされ、20世紀に入ってから発見されたが、後になってやっぱり違うということが分かったがそれでもやっぱりなんかすごくね?ということで今もなお憧れの秘境として名を知られています。

その秘境に行くためには、オヤンテイタンポから列車に乗る必要があります。

料金は行きが最低50ドル~、帰り41ドル、片道1時間半足らずの行程で8000近くぶっ飛びます。リマ⇔キトの2000kmの距離を移動できるほどの金額なので、バックパッカーからするとFaaaaaaaaxと叫びたくなるところでしょう。

そんなバックパッカーのためにちゃんと裏道があります。なんか色々乗り継いで、ここ↓の水力発電所まで行ってください。

レールが通っているので、川沿いをひたすら西に進むとマチュピチュ村まで行けます。Aguas Callentes=マチュピチュ村です。

途中川があったり土砂崩れがあったり、とにかく悪路らしく、水力発電所に辿り着くまで半日掛かりらしいです。通行止めになっていることもあるらしいので、オヤンテイタンポの駅前にもツーリストオフィスがあるので事前に確認をする必要があります。バイクで行くことも可能ですが、鉄道乗りたいので断念した。・・というのは嘘で、本当はガソリンの補給、バイクの保管場所、中華バイクの走破性能、なんか面倒くせーという要素があったので断念しました。

インカトレイルのツーリストクラスの車内

ドリンクサービス付です

行きは左側の方が景色が良いことで有名です

正直言うと、バイク旅で目が肥えているのもありましたが、景色は大したことないです。川辺の森の中を延々と走っていくだけ。雰囲気は大好きです。コーヒーを飲みながら、ゆっくりと入るディーゼルエンジンの列車に揺られて、何も考えない。到着が保障された移動のありがたみを感じました。

着いた、駅前はいきなり市場

マチュピチュ村です

列車を降りてすぐにマチュピチュがあるわけではありません。トレッキングやバスを使って400M上がった山頂のマチュピチュまで向かう必要があります。

時間がある人はここで宿を探します。

っていうかインターネットが繋がるのが驚いた

マチュピチュに行くためにはここで入場券を買う必要があります。

2012年4月現在の価格、128ソル(約4000円)、学割5割。購入にはパスポートが必要、学割は国際学生証が必要になります。学生証がある人はクスコで作りましょう。ただし作っても2000円程度割引になる程度なので、手間とコストと相談してください。

マチュピチュを見下ろせるワイナピチュのチケットは150ソル(4500円)ほど。入場は朝7時の200人、10時の200人と合わせて1日400人まで。シーズンによっては何日も前にチケットを買う必要があります。朝9時に行った時点で、次の日の10時でチケットを買うことができました。

マチュピチュのチケットは何日か有効かと勘違いしていたけど、1日のみらしい。なので本日はお休みとなります。

暇なんで少し高めですが広場隣のWi-Fi付きの宿、40ソルに泊まった

広場、学校もあるみたい

日本語でも意味分からない。アルパカだけ分かった、夜来ます

夕飯

土産屋、オヤンテイタンポより大分高い

ダイヤモンドゲームがあるのは感動した

欲しかったけどボードゲームはかさばるので断念


イケメン犬

サッカー場があった

観光エリアとローカルエリアがはっきりと分かれています。

物価が僅かに違うので節約したい人はローカルエリアの雑貨屋に行きませう

アンバランス

あまりに暇なので地図を見たら当日でも行ける場所があることを知った

Mandorという自然公園があるらしく、滝やら鳥やら植物やらあるらしい

レール沿いの道を西に向かいます

20分でマチュピチュのトレッキングルート入り口

恐らく列車を使わない自力組。

西側からもマチュピチュ村へアクセスできるのでしょうか。

さらに30分でMandorのオフィス

名簿に日本人の名前はなかった。マイナーみたいです。

10ソルを払い、ジャングルに入ります

20分で奥まで到着

この世界旅行で一体いくつの滝を見ただろう

特に撮るものがないのでカメラ遊びに走る

帰ります

信号色3人組

虹が出ました

マチュピチュ村⇔マチュピチュを往復するバス会社

片道25分で9ドル、往復で17ドルかかります。ペルーの相場にしては法外。ツーリストオフィスで話をしている時、若い奴は大抵歩くんだよ的なことを言っていた。時間もあるし、トレッキングで1時間半程度の距離なので歩くことにしました。

村に帰ってきました。汗だく空腹。

マチュピチュ村と言えば温泉で有名

マチュピチュ村の旧名はAguas Callentes,直訳は熱い水、温泉という意味です。

成分表、ラジウムとかは間に合ってます

露天風呂みたいです

水着必須、けどよく見ると大抵下着で入っています。

日本の温泉と違い温くて長湯できるため、談話室と化します。

聞き取りはさっぱりだけど、ある程度スペイン語で言いたいことを言えるようになったのは大きかった。スペイン語を勉強したおかげで持病の腰痛が治り宝くじが当たって彼女ができましたということになるかもしれません。

夕飯のアルパカバーベキュー!

羊や山羊系を想像していたけど、意外や豚肉系の味でした。油も適度に乗っており、臭みは全くと言っていいほどなかった。少しパサパサした感じはありましたが、調理法さえしっかりすればかなり上質な肉だと思います。日本でもアルパカを食用で輸入・・なんてやると恐ろしいことになることが見えている。

日本人にとってアルパカはあくまでペット的なイメージでしかありません。かくいう管理人も南米に来るまで、アルパカは南米の高山にいる鹿みたいな生き物ぐらいにしか思っていませんでした。実際は羊に近い家畜で、毛を狩り、必要な時には食用になります。

明日に備えて早く寝ます

おやすみ

マチュピチュ村での一日はこれで終わりです。

てっきり何もない小さな村かと思っていましたが、マチュピチュ以外にも市場や温泉など見るところは多く、宿の相場も500円~と安いので、日帰りではもったいない場所です。

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