世界一運転しづらい町、ラパス
2012年05月02日 | バイクの旅, ラパス | コメントする
2012年4月27日
無事にボリビアに入国し、ラパスへ向けて気持ち良くバイクを走らせていました。
ラパスはスペイン語でLa Paz、正確にはラ・パスになります。わりとどうでもいいです。標高が3700Mぐらいの場所にある世界最高標高の場所にある首都ですが、初めて訪れた管理人にとって間違いなく別の世界一を認定したくなりました。運転しづらい町世界一です。
南米のドライバーは一切隙間を空けないので、バイクでもすり抜け不可です。
メインの通りが通行止めになっていたので、迂回に迂回を重ね、ようやく町が見えました。
ていうかこんな場所に建てるとか、もっとマシな選択肢はなかったのだろうか
町に行くまでは良いですが、脱出が心配です。そもそもバスやトラックが走っているのだから大丈夫だろうと前向きにコンパスを頼りに進みます。
道は歪曲しており一方通行交通規制当たり前で迷い、結局目的のホステルEl Solarioに着くまで1時間。チェックインしたはいいが、前回の記事にあったガソリンぶちまけのせいで、「ガソリン臭いから明日出て行けよ」と言われ、次の宿を探す羽目に。「カバン洗うから駄目?」と聞いても「お前の泊まる部屋は明日ない」と。なんか有名宿ってこういう場所が多い印象。
今日食べたもの、オレオ4個、焼き鳥1本、ケーキと紅茶、
傾斜が厳しく、渋滞も多く、道は複雑で間違いなく今まで走ってきた都市で最高の難易度でした。乗っている中華製のバイクは低速がスカスカなので、登り渋滞とか泣きそうになる。おかげでプラグが少しかぶっているっぽい。スムーズに町を脱出できるか心配です恐らく無理です。
ラパス付近の観光名所は
①世界一危険な道デスロード
②手軽に登れる6000Mぐらいの雪山
③日曜に開かれるおばさんプロレス
最初は③にしようと思ってホテルの隣のツアーオフィスに行ったのだが、何を考えていたのか分からないが①のチケットを買っていた。マウンテンバイクツアーで6000円とちょっと高かったけど後悔はしていない。先日日本人観光客が落下死したばかり。実際はトラックが走るような道だしエンジンのついていない自転車ならよほど安全、外国人みたいにレースをする気もないし、のんびり写真でも撮りながら下ろうなんて思っていたんだが、そもそもそこに行くため車に乗る必要があるということはその車でデスロードを走る必要がありそっちのほうがよっぽど危ないのではないだろうかと不安が過ぎっている今この頃。