バラナシでもバナーラシでもいいらしい

2011年08月29日 | バナラス | コメントする 

2011年8月27日、

ヒンドゥー教の聖地バラナシ(バナーラシ)です。インドが好きな人は必ずバラナシには行ったほうがいいというと言います。インドに行くならここに来ないと意味がないという人もいるぐらいで、ガンジス川と人ごみと熱気で人生観が変わってしまう人がいるぐらいだと聞きます。

正直インドは嫌いですが、ここに来れば何かが変わるものがあればと心の底に淡い期待を抱きつつも、バラナシにやってきました。物価が安いのは結構ですが、危険度と居心地の悪さに反比例して日数は短く設定しているので、2泊だけの滞在になります。

早速早朝5時半に起きて日の出を見に行きます。既に明るい・・寝坊したようです。

ガンジス川、5cmぐらい昇ってた

見下ろすとボートだらけ

空気が澄んでてよく見えた

ワイド

お祈り

沐浴の大行列

外国人観光客の乗ったボート、こんな早朝からご苦労様

帰り、牛が道を塞いでる

ダシャーシュワメードロード南側は狭い路地にゲストハウスが密集しています

サンダルがまた壊れたので直してもらった。

壊れそうな箇所も全面補強してもらい、奮発して120ルピー(240円)払った。

生け花

ちょこっと歩くたびにインド人が付きまとってくるうざし

メグカフェは日本人レストラン

しょうが焼き丼

土産屋

ダシャーシュワメードロード、早口言葉みたい

歩いていると足をタイヤに巻き込まれそうで怖い

映画館

ダシャーシュワメードガード、沐浴上にやってきました。

人生に疲れた人はここで思い切ってガンジス川の水を浴びて爽快な気分になって帰るみたいです。そしてヒンドゥー教徒なら一度は来てみたい憧れの場所。日本人観光客としても、バラナシに来て沐浴をしないとなるとなんのため来たんだと言われるかもしれないけど、マジごめんなさい。絶対無理です。

沐浴した日本人の実に半分がなんらかのなんかを発症するらしいです。頭まで飛び込んだある日本人は目が腫れ下痢になったらしいし、実際泊まっている日本人のほとんどは沐浴なんてまさかみたいなノリです。

管理人も足の裏の小さな傷から感染したりしたら嫌なので写真だけで満足して帰ったというかそもそも暑すぎてなんもやる気が起きなかった。

なのでアイスを食べます

ミルクティーとまずいチョコレートケーキ

ババカフェ屋上のドミトリー、吹きさらしの刑務所みたい

屋上の景色、正面のおっさんなにしてるんだろ

ワイド

日の入りを見ます

うきー

次の日の早朝5時20分頃、みんな日本人、日の出を見に来たらしい

ん?

どうやら太陽らしい

昨日みたいに眩くないけどこれはこれで味がある

シバカフェというベーカリーで朝ごはん

ドーナッツは油まみれで食えたものだじゃなかったけど、ブラウンブレッドのサンドイッチはそこそこでした。

長い間カトマンズの快適な気候に慣れてしまったため、久々にインドに来たら暑くて歩き回るのも大変でした。日に3回以上シャワーを浴びてるぐらい。

バラナシといえば絶え間ない雑踏とのたれ死んだ人と河を死体が流れる世紀末都市を想像していたけど、実際はいたって普通の賑やかなインドの都市という印象でした。

驚いたことと言えば、インドとは直接関係ないけれど、日本人が多いことと、泊まっている日本人たちがこの環境を当たり前のように慣れてしまっていることです。管理人は修行と考えて耐えているけど、こんな劣悪な環境でも当たり前のように過ごせるのだから関心してしまう。それでもって若干の勇気をもらった気がしました。

もうすぐポーランド、既に心はインドにあらずと言ったところです。

今まで回ってきた国では必ずなにかしら良い点を見つけられたが、結局インドでは何が良い点なのか分からないままです。そもそもインドって旅行する上でなにか良い点があるのだろうか。なんでこんなに日本人が大勢来るのだろうか。ある意味怖いもの見たさに近いような気がしました。インドの魅力は管理人にとってこのまま永遠のテーマになりそうです。



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