楽園ネパール沈没の日々
アジア > ネパール > カトマンズ | 2011年08月23日投稿
既にネパールに入国してから3週間が経過しました。
最初はローカルバスに20時間揺さぶられて最悪な印象でしたが、時間が経つに連れて新しい発見や出会いがあり、居心地の良さに気付くようになりました。
ネパールはタイのバンコク以上に大勢の日本人が沈没している町というだけあって、頻繁に日本人にも会います。当初はトレッキングが終わったらさっさとインドに向かって、31日発のチケットを早めてポーランドへ飛んでしまおうかと思っていましたが、宿の居心地も良く、お金も節約できるため半ば沈没していました。
今回は沈没中の生活を紹介します。
■暇つぶし
ネパール関係ねえだろゴラァ!と言われればその通りです。
■食事
チョコレートケーキはおいしいけどこの店は少し高めなので初回だけにした。
ふる里はタメルチョーク西側の日本食店。天丼、こんなにうまいならもっと早く食っておけばよかった。
併設されているカフェは高めなので、テイクアウトしていきます。そして宿の1階のカフェに持ち込んで15ルピー(20円)のミルクティーだけ注文するケチな日本人。
奇跡、コージコーナーと不二家を5点とすると、6.5点をあげられるぐらいおいしい!チーズは濃厚で、間に挟まったチョコレートもグッド!しかもこれでたったの100円。
オーナーが自宅で蕎麦を栽培しているらしい。蕎麦はちょっと腰が緩い。
ネパール料理食えよwwwって思うかもしれないけど正直嫌いです。辛いし、カレーばっかだし、胃が受け付けない。
■レジャー
ASTREK CLIMING WALL、ホテルから歩いて5分だった。
道具込みで450ルピー、持参で250ルピーとのことです。
久々にやったら6Bは登れなかったしょぼい・・
1人で来てもスタッフがビレってくれます。
■町とショッピング
タメルの中心地です。売り子や客引きが頻繁に行き交い、物乞い、怪しい連中がたむろすネパールで最も危険なエリアかもしれません。ここで流暢な日本語で話しかけてくる連中や、馴れ馴れしく近づいてこようとしている連中は相手にしちゃいけません。
100kg後半クラスの車体なのに、排気量は125~200ccとか。原付かよ。左右に突き出したエンジンガードのパイプが凶悪で、突っ込まれたら膝とか粉砕されそうで恐い。
わりと最近できたネパール初のショッピングモールらしい
正面の階段には暇な人がいっぱいいます。自分もそのうちの1人です。
王宮南東は高級ショッピングエリア。Levisと隣はアディダスだけどいらね
タメルのあらゆるところにあるアウトドアギアショップ、たまに知る人ぞ知る掘り出し物があるから楽しい。
いわゆる超薄生地の寝袋で、体感温度を5.3度ほど上げられます。普段使っている寝袋に使うとさらに暖かくなる上に、寝袋自体を汚さないというメリットがあります。冷房の効きすぎている部屋や、寝台車、飛行機、キャンプでも使えます。
さらにインセクトシールドと呼ばれる防虫効果もついており、蚊や虫を撃退するらしい。防虫効果付きは普通のものよりも1000ルピーほど高くなるけど、南京虫のいそうな宿などでシートに敷くことで予防できるという最強アイテム。最悪外でも寝れる。
値札だと4800ルピーで定価販売だと言われたけど、粘ったら4500ルピー(5000円)まで下がった。ちなみに日本での販売価格は11000円。
http://item.rakuten.co.jp/arukikata/10690000/#10690000
コットンだと体感温度がプラス3度重量400gオーバーに対し、シルクだとプラス5.3度重量160g。シルクの若干シットリ感があまり好きでないので、最初はコットンの製品が欲しいと思っていたけどないし重いしシルクに決定。一晩使ってみた感想としては、べとつく感じもなく非常に寝心地が良かったです。室温22度Tシャツ1枚で寝ると少し暑いぐらい。
今持っている寝袋は寒冷地用のもので、室温が20度以上だと暑くてとても使えたものではないので、ヨーロッパが終わったら日本に送ろうと思います。今後インドやアフリカ、南米、オーストラリアでは活躍が期待できそう。重さもTシャツ1枚分なので、荷物の大幅な軽量化になるひゃっほい。
■人と出会い
1週間前に同じ宿で出会って、ホームステイから帰ってきたらまだいたので、話をしているうちにロッククライミングという共通の趣味があることが発覚。近くにジムがあるというので一緒にやってきました。
インド大使館でビザをもらえたので、今頃ポカラに行ってトレッキングをしている最中でしょうか。USKに預け忘れたシューズ用のスパッツがあったので、必要ないしプレゼントした。来年終盤頃に南米にアイスクライミングに行くらしく、一緒にどう?と言われたけどさすがに無理。HONZAまじ良いやつ。
ここ数日あったタイに留学中のネパール人っぽい日本人大学生。その実態は日本人。
昨日は風邪気味、明日はトレッキング。大丈夫でしょうか。
HOTEL COMFORTのみんな。会うたび雑談の嵐、左のおっちゃんはバイクで夜の観光案内をしてくれたり、本当に良い思い出。
ホテル1階のレストラン、ケーキを持ち込んでお茶だけ注文するケチな日本人に若干嫌そうな顔をしつつも雑談に付き合ってくれた。
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そろそろツーリストビザも切れるし、31日の飛行機も迫っているので、いよいよ今日はインドのバナーラスに向けて出発です。ヒンドゥー教の聖地、ガンジス川、沐浴、死体の町です。行きたくないですw
ネパールでは結局なんのトラブルもなく、気候も涼しく過ごしやすく、食事も種類が豊富でそれなりにおいしく、何よりケーキが安くてうまい、宿も快適で安い、人も愛想が良く陽気、観光客にとって何とも言えない楽園でした。ちょっと汚くてうるさくて変な人もいるけど、それをかき消すぐらいの思い出を作ることができました。
今となってはここを離れるのが惜しいです。再びインドに行くのは少々過酷ですが、その先のポーランドを夢見て出発します!
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コメント
コメント(3) to “楽園ネパール沈没の日々”
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6Bというとデジマルグレードだと11Aだぞ。
そんなに難しくはなかったよ。前に日本でやっていたのと同じぐらい。
Thanks for writing such an easy-to-undrsetand article on this topic.